物語と救済
命を守るために敵に降伏をした方がいいと言う人がいる。
命より大事なものがあるから敵に降伏しない方がよいと言う人がいる。
どちらが正しいかはもちろん状況による。
もし敵が物語自然派であれば、降伏しても誇りを失っても、取り戻すこともできるだろう。
もし敵が思想救済派であれば、敵の思想に左右される。
思想救済派は命を守って降伏せよと言うが、降伏した後の思想と命は保証されない。
物語自然派は命を懸けて戦えと言うが、勝たなければやはり思想と命は保証されない。
難しいものである。
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