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2022年4月30日 (土)

マスコミの観察心得

さくら
 マスコミっていつも変なことを言うから。
 話題になりそうなことならなんでもかんでも放送するの。
 電波の無駄遣いだわ。
 もういらないんじゃない?

しろぎつね
 あれはインターホンのピンポンダッシュみたいなものでな。
 たまに本物のお客さんとか配達とか来るから。
 インターホンを外すわけにはいかないからな。
 まあ、訪問者や配送の予定をきちんと把握することが大事だな。
 すなわち、よく勉強してその報道が価値があるかないか判断することだ。

さくら
 そうはいっても誰が正しいことを言っているかわからないわよ。

しろぎつね
 勉強と経験しかないかなあ。

2022年4月27日 (水)

かかりつけ医からみるZ

 日本医師会がかかりつけ医についての見解をまとめました。これまで言われているようにかかりつけ医は患者の自由な意思で選択されて、必要に応じて専門医への橋渡しをする身近な存在というのを考えているようです。
 一方で、Zはかかりつけ医の「制度化」を考えているようです。かかりつけ医の要件を法的に定め、登録制を導入して患者一人当たりの定額制にして医療費抑制を図るのではないか、と推測する向きもあります。どこの共産主義国家だよ、という感じです。
 Zのやっていることは財政至上主義で、共産主義社会主義的なものです。もっともZの出身大学学部がそういった左翼的な教授しかいないので、その結果かもしれませんね。
 T大H学部はちょっとおかしい。
 日本で一番賢い高校生が行く大学学部なのにねえ。

 不思議な話はここまでにしたいと思います。

2022年4月26日 (火)

中国でゲーム配信に逆風

 ジェトロの中国ビジネス短信から。

◆ゲームライブ配信に厳格な規制を実施へ
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/04/426e89d633266a46.html

 中国でもゲーム配信が活発でしたが、今後は公序良俗の下でかなり窮屈なことになりそうです。
 当局が娯楽を気に入らなかったのか、ゲーム配信が政権批判の温床になることを恐れたか。
 共産主義、社会主義国での娯楽はなかなか難しい。

◆「ダイナミックゼロコロナ」は「感染者数ゼロ」ではないと専門家が解説
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/04/c04b308af91cbaac.html

 ゼロコロナが無理だとわかったからなんとか名前だけ流用してやり過ごそうとしているのでしょうが、そんなの同志市民に通じるわけないよ。

2022年4月25日 (月)

時代の妙

 最近の世界的出来事というと、新型コロナウイルスとロシアのウクライナ侵攻の2つがまず挙げられると思います。この2つについては事件が起きた時代と科学技術が発達した状況が微妙に組み合った事態になったことを指摘したいと考えます。どちらもかなりの人が認識しているはずですので話を進めます。

 まず新型コロナウイルスが世界中に拡散したことで、多くの国が人々の動きを抑制する政策を進めました。学校とか会社に行ってはいけないという状況です。この時世界中でオンライン授業とかテレワークとかが一挙に進みました。5年前くらいは技術的には可能だけどそれほど普及していなかったことを考えると驚異的な速度です。数年前から実用に耐える水準になっていたことと端末が普及していたこと、この2つがオンライン授業とテレワークを実用的にした原動力といえます。逆に言うとこの技術の蓄積ができたタイミングで新型コロナウイルスの世界的大流行が起こったというのは、大変な時代の妙だと思います。

 次にロシアのウクライナ侵攻で、ドローンが軍事、非軍事で大活躍しました。この前段階として数年前にアゼルバイジャンでの戦争でドローン攻撃がかなり実用的な段階になっていることがわかっていました。今回のウクライナ戦争でドローンが本格的に大活躍しているのは、これも時代の妙といえるでしょう。

 テレビ会議もドローンも10年位前からぼちぼち使われてきた技術で、たまたま事件があったから脚光を浴びただけですし、もし他の技術があったらそちらが話題になったかもしれません。しかし、技術と時代は私たちが考えているより強いつながりを持っているように感じられます。
 これが20年前の状況だとテレワークやオンライン授業がここまでできたとは思えませんし、ドローン兵器がここまで活躍したとも思えません。

 思いついたことを書いただけなので、本日はここまでにしたいと思います。

2022年4月24日 (日)

マスコミと誤報と謝罪

 マスコミはある程度公共物であるので、報道については多くの人が信じることになります。
 しかしマスコミも完全ではないので時に誤報や誤った見解が流れることもあります。
 当該報道が間違っているとしてもマスコミが真摯に謝罪することはあまりないように感じられます。
 これはマスコミが独善的だから謝らないのだろうという向きもあり、あるいはそういう面もあるのかもしれませんが、マスコミは総体として謝罪ができないシステムになっているのではないかと想起されます。
 他社、他者には謝罪を要求するマスコミですが、自分たちが謝罪するのは自らの存在を否定してしまうからだろうと、そういう感じを受けるのです。
 わたしたちは情報を得る必要があるのでマスコミを全面的に除外することはできません。ですので、マスコミの利用については細心の注意を払っておく必要があるのです。

2022年4月23日 (土)

日本史からの問い 比較革命史への道」(三谷博)

 三谷先生は幕末維新史が専門の方です。
 いわゆる巷間に流布している幕末維新観とはまた別個の流派の先生です。
 特に同時期の清国朝鮮の歴史と比較して論じているのはあまりないと思います。
 幕末維新政治史としても定説のものと違うことがありますので、先生の他の著書を読んでみるといいかもしれません。
 後半はエッセイになっています。
 もし普通の維新史に飽き足らない人がいたらぜひ読んで欲しいと思います。

2022年4月22日 (金)

フィギュアスケートの採点

しろぎつね
 フィギュアスケートの採点のやり方って面白いな。

さくら
 うん。審判の得点の中で一番高い得点と一番低い得点を除外するってやつね。
 確か昔々自分の国の選手に高い点を付けてライバル国の選手に低い点を付ける審判が出てきてしまったために採られた方法だったっけ。

しろぎつね
 そうだね。
 さて、昨今の言論界では両極端な意見が開陳されている。
 ここはフィギュアスケートの採点に倣ってそういった極北や異端の意見は除外するのがよかろうと思う。

さくら
 でも、あの人たちが一番うるさいわよ。どうするの?

しろぎつね
 気分は良くないが触れないのが一番だ。できたら見えないようにしてしまえばいい。精神的に悪いからな。
 やってはいけないのは相手の齟齬をあげつらうこと。これは下策だ。

さくら
 メディアがそういう極端な意見を好むのが問題よね。

しろぎつね
 確かにそれが一番問題だな。

2022年4月21日 (木)

YouTube

さくら
 最近よく見ているYouTubeのサイトがあるのよ。

しろぎつね
 ほう、どういうのだ?

さくら
 一つ目は、へんな生き物チャンネル。
 ここは生物に関していろいろな蘊蓄が聞けて面白いわ。
 旬な話題もいいわね。
 チャンネル登録者数 34.1万人で、わりと大手な感じ。

https://www.youtube.com/channel/UC6SEj6I-vKEL9tL5aAHHyZg

 二つ目は、科学はすべてを解決する! [くられ with 薬理凶室]。
 Dr.STONEの科学監修で有名ね。
 専門家が集まって危ないギャグを言う番組と思うわ。
 正直見る人を選ぶわね。
 こちらはチャンネル登録者数 18.8万人。

https://www.youtube.com/channel/UC_sxCGl2slqyAj9i26KLKuA

 三つ目は、有隣堂しか知らない世界。
 本と言うより文房具の紹介が多いわね。
 キャラクターのブッコローの辛口トークがいい感じね。
 意外な発見が多いかも。
 チャンネル登録者数 14.3万人。

https://www.youtube.com/channel/UCmKlo3BXt60nzgk2r_JgvwQ

しろぎつね
 なかなか面白そうだなあ。
 こっちで見ているのはこんな感じだ。

・髙橋洋一チャンネル(チャンネル登録者数 60.9万人)
https://www.youtube.com/channel/UCECfnRv8lSbn90zCAJWC7cg

・上念司チャンネル ニュースの虎側(チャンネル登録者数 41.5万人)
https://www.youtube.com/channel/UC6ylTkexHwwJo_22V35lx0A

・屋村要(チャンネル登録者数 6.8万人)
https://www.youtube.com/channel/UCHT_VVhk2PD08s5qMP4JXmQ

さくら
 政治経済系というか辛口そうなとこばっかりね・・・
 良い子のみんなには推薦できなさそう。

しろぎつね
 良い子のみんなはYouTubeなんて見ないよ。

さくら
 ・・・そうね。

2022年4月20日 (水)

NHKカルチャーラジオ

 NHKラジオ第2で放送されているカルチャーラジオでも4月から新しい番組が始まりました。

(火曜)歴史再発見:「“鎌倉殿の13人”から始まる幕府の歴史」
 東大の本郷先生が講師です。鎌倉殿の13人は2022年のNHK大河ドラマで、その物語に沿った解説になります。
 まあだいたい歴史再発見の春の番組は大河ドラマの開設になっていますね。

(水曜)芸術その魅力:「小松亮太のタンゴ入門」
 タンゴの奥深い歴史と世界。

(木曜)文学の世界:作家と旅するイタリアの街
 イタリアの街と歴史を綴っていく番組。イタリア好きの人にはいいかも。

(金曜)科学と人間:「歴史と暮らしを変えた化学」
 今期は化学の話題と言うことで、左巻先生が講師です。化学の歴史のおさらいにはいいかもしれません。

(日曜)こころをよむ:鉄道で行く 世界をめぐって人を知る旅
 日本や世界の鉄道旅行で人気を博した関口知宏さんが講師です。旅行記をするようになってから本人、自分は関口宏の子供なのか兼高かおるの子供なのかわからなくなってきたという冗談を言うくらい兼高さんぽい。

2022年4月19日 (火)

月の音色

 18日(月)はインターネットラジオステーション音泉で声優の大原さやかさんの「大原さやか朗読ラジオ 月の音色~radio for your pleasure tomorrow~」第205回が配信になりました。
 開始から9年目に突入ということで、大変長く人気を博しています。
 大原さんの落ち着いた声の朗読はいろんな人に安らぎを与えますね。

◆サイト
https://www.onsen.ag/program/tsukinone/

2022年4月17日 (日)

世界の中の日本 ウクライナ大統領演説から

 去る3月23日、ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会でオンライン演説を行いました。
 演説では原子力発電所事故のこと、サリン事件のこと、戦争で破壊される国土の悲惨さがありました。いずれも日本の歴史にあることです。そして、共にロシアの隣国であるということ、ロシアを何としても止めてほしいとの思いが溢れています。大変日本のことを勉強して書かれた文章だと思います。
 大統領は日本に直接の軍事的援助は求めなかったことも特筆されます。言及したのは戦後の世界秩序に日本が必要なことと戦後の復興です。また日本の文化についても触れています。
 こうしたことからわかる背景は、日本が豊かな文化を持つ国であるということ、自然災害や事故からの復興が世界から見ると異常に早いこと、世界平和をまじめに考えている国であるという認識があることが読み取れると思います。
 日本はゲームで言うと、攻撃や防御に優れたタンク(盾)やDPS(攻撃職)ではなく、回復・防御役のヒーラーとしての役割を期待されているということです。そしてその能力や期待があることがわかります。
 日本は世界の白魔法使いと目されているのです。

 なお、ゼレンスキー大統領演説の全文は以下の通りです。
 
議長、総理、国会議員、日本国民の皆さん。

ウクライナの大統領として、史上初めて日本の国会で話をすることができ光栄です。

両国の首都は8193キロ離れていて、飛行機では15時間かかりますが、自由を望む気持ち、生きたいという気持ち、それに平和を大切に思う気持ちに距離がないことを、2月24日に実感しました。両国の間には1ミリたりとも距離はなく、私たちの気持ちに隔たりがないことを。

日本はすぐに援助の手を差し伸べてくれました。心から感謝しています。

ロシアがウクライナ全土の平和を破壊し始めたとき、世界中が戦争に反対し、自由、世界の安全、すべての社会における調和のとれた発展を望んでいることを実感しました。

日本はこうした役割を果たすアジアのリーダーです。日本はロシアが始めたこの残酷な戦争を止めるため、ウクライナの平和のため、すぐに動きだしてくれました。

これはヨーロッパにとっても、地球上のすべての人にとっても重要なことです。なぜなら、ウクライナに平和がないかぎり、世界中の人たちは未来に自信を持つことができないからです。
チェルノブイリのことをご存じだと思います。ウクライナにある原子力発電所で、1986年に大きな爆発事故が起きた所です。放射性物質が放出され、地球上のさまざまな場所で影響が出ました。今も原発の周囲30キロ圏内への立ち入りが禁止され、汚染された多くの資材やがれきが土の中に埋もれたままとなっています。

2月24日にその上をロシア軍の装甲車両が通りました。そして放射性物質のほこりを巻き上げました。チェルノブイリ原発は武力で占拠されたのです。

大惨事が起きた原子力発電所を想像してみてください。破壊された原子炉の上は覆われ、放射性廃棄物の保管施設があります。ロシアは、この施設をも戦争の舞台にしてしまいました。そしてロシアは、この閉鎖された30キロ圏内の区域を利用して、われわれに新たな攻撃を仕掛けるための準備をしているのです。

ロシア軍がチェルノブイリ原発に与えた損傷について調査するには、彼らが撤退してから何年もかかるでしょう。放射性廃棄物のどの保管施設が損傷し、放射性物質のほこりがどの程度広がったかのかなどです。

皆さん!ウクライナには、稼働中の原子力発電所が4か所あり、合わせて15の原子炉があります。すべてが脅威にさらされています。ロシア軍はすでにヨーロッパ最大のザポリージャ原発を攻撃しました。

また戦闘によって何百もの工場が損傷し、爆撃によってガスや石油のパイプライン、それに炭鉱が脅威に直面しています。ロシア軍は先日、スムイ州にある化学工場を攻撃し、アンモニアが流出しました。

私たちは、シリアであったように化学兵器、特にサリンを使った攻撃が起きる可能性があると、警告を受けています。

そして、世界中の政治家たちが議論すべき大きな課題が、もしロシアが核兵器を使用した場合、どう対応すべきかです。どんな国でも完全に破壊されてしまうおそれがあります。

ウクライナ軍はすでに28日間にわたって、祖国を勇敢に防衛しています。ロシアという世界最大規模の国が28日間にわたり全面的な侵攻を続けていますが、能力や影響力はそれほどではなく、モラルの面では最低です。ウクライナの平和な場所に1000発以上のミサイルを打ち込み、数え切れないほど多くの爆弾を落としています。

ロシア軍は私たちの数十もの町を破壊し、完全に焼け落ちてしまったところもあります。ロシア軍に占領された多くの町や村では、人々は亡くなった家族や友人、それに隣人を尊厳を持って埋葬することもできません。壊れた家の庭先や道路脇など、どこでも可能なところに葬るしかありません。

数千人が殺され、そのうち121人は子どもです。およそ900万人のウクライナ人がロシア軍から逃れ、自宅や住み慣れた土地を追われました。多くの人が生命の危険から逃れているため、ウクライナの北部、東部、それに南部から人がいなくなっています。

ロシアは私たちの交易路である海さえも封鎖しています。世界のほかの、潜在的な侵略者に、海路を封鎖すれば自由国家を脅すことができると示しているのです。
皆さん!ウクライナとそのパートナーの国々、そして私たちの反戦の連帯こそが、世界の安全を崩壊させず、国家の自由、人々、社会の多様性、それに国境の安全確保のための土台を保障するのです。それは私たちと子どもたち、それに孫たちの平和を守るためです。

国際機関が機能しなかったことを目の当たりにしたと思います。国連や安全保障理事会でさえも…。いったい何ができるのでしょうか。機能するため、ただ議論するだけでなく真に決断し影響力を及ぼすためには、改革、そして誠実さが必要です。

ロシアによるウクライナへの攻撃によって世界が不安定化し、多くの新たな危機にさらされています。あすのことさえ、誰も予想できなくなっています。

資源を輸入している国にとって、世界市場の不安定化は大きな問題です。環境面と食料面の危機はかつてないほど深刻です。そして最も大切なのは、地球上のすべての侵略者たちに、戦争を始めたり世界を破壊したりすれば大きな罰を受けることになると知らしめ、思いとどまらせることです。責任ある国々がまとまって平和を守るのは、全く論理的で正しいことです。

日本がこの歴史的な時期に、道義に基づいた立場をとり、ウクライナに真の支援をしてくれていることに感謝しています。日本はアジアで初めて、平和を取り戻すためロシアに圧力をかけ、ロシアに対する制裁に踏み切ってくれました。

どうかこれを続けてください。ロシアが平和を追求し、ウクライナへの残忍な侵略の津波を止めるよう、アジアのほかの国々とともに力を合わせ、状況の安定化に取り組んでください。

ロシアとの輸出入を禁止し、軍に資金が流れないよう、ロシア市場から企業を引き揚げる必要があります。ロシア軍に対抗しているわれわれの国と兵士をよりいっそう助ける必要があります。ロシアによる攻撃で破壊された都市に人々が戻れるよう、ウクライナの復興について考え始める必要があります。

皆さんもこの気持ちは分かると思いますが、人々は子ども時代に過ごしたふるさとに、住み慣れた故郷に戻らないといけないのです。平和が脅かされるたびに強く、予防的に行動できるよう、新しい安全保障体制を構築しなければなりません。

既存の安全保障体制を基盤にして、それはできるのでしょうか。

この戦争を見れば、絶対にできません。私たちはどんな侵略行為に対しても予防的に機能し、役に立つ、新たなツールや新たな保障体制が必要です。その発展のため、日本のリーダシップが不可欠です。

ウクライナのため、世界のため、私からのお願いです。世界が再び、平和で安定した明日が訪れ、次世代の将来に自信を持てるようにしてください。

日本の皆さん!私たちが力を合わせれば、想像以上に多くのことを成し遂げられます。私は、皆さんのすばらしい発展の歴史を知っています。

いかに調和を作りだし、守れるかを。
規範に従い、命を大切にしているかを。
環境を守れるかを。

これらはウクライナ人も大好きな、皆さんの文化に根付いています。これは本当のことです。

ほんの一例ですが、2019年、私が大統領に就任して半年がたったころ、妻のオレナが目の不自由な子どものためにオーディオブックを作るプロジェクトに参加しました。このとき彼女がウクライナ語で音声を吹き込んだのが、日本のおとぎ話だったのです。私たちにとって、そして子どもたちにとって、共感できる内容だったからです。

遠く離れた両国ですが、私たちは似たような価値観を持っています。同じように温かい心を持っているので、実際には両国間の距離は感じません。両国の協力、そしてロシアに対するさらなる圧力によって、平和がもたらされるでしょう。

そして私たちの国を復興し、国際機関の改革も実現できるでしょう。

そしてそのときも、今と同じように、日本が私たちと反戦の連帯を組んでくれていると確信しています。

私たち全員にとって、極めて重要な時期なのです。

ありがとうございます。

ウクライナに栄光あれ!日本に栄光あれ!

2022年4月16日 (土)

「ロボットと人間 人とは何か」(石黒浩)

 アンドロイドの研究で有名な大阪大学の石黒先生の著書です。メディアなどで石黒先生そっくりのアンドロイドを見た人も多いと思いますが、この分野では知らない人はいないくらいの有名人です。
 本文にもありますが、人間に酷似したロボットを開発することの意味はそれにより人間を深く理解すること、にあります。石黒先生がロボット研究を通じて考えたこと感じたことを知ることができる本です。
 もう一つ、石黒先生がパソコンの父アラン・ケイ氏に未来のロボット社会について尋ねて、クリエイティブな人間ならば未来は自分で実現するもの、人に聞くものではない旨の回答をもらったくだりで、さすが頭のいい人たちの考えることは違うと思ったりしました。自分で未来を作っちゃいなよ、というのはかっこいいけどハードですよね。
 この本の中でさまざまな事例が書かれていますが、ロボットというものは案外人間に似ているというか、人間は案外ロボット的かもしれないと思わされるところが随所にあります。
 ロボット研究をみることで、人間についていろいろなことを考えさせられる、そういう本でした。

2022年4月15日 (金)

正社員は既得権益かという話題から

 日本維新の会、T氏、その他多くの人が「正社員は既得権益」だ論を展開しています。
 正社員が解雇できないから人件費が下がらないとか、正社員をなくせばその分非正規雇用の人の待遇が良くなるはずだと、そういう方向の議論となっています。
 該当する観点からはそうなんでしょう。

 さて、これで考えたのは正社員も非正規社員と同じように労働力のコマとして取り扱いたいという経営側の視点であり、正社員自体に価値はないという意見です。これはどこかで見たことがあると思ったら、マルクス~共産党の視点でした。労働者を単位として取り扱い、共産党が適切に配置すれば経営者はいらないというあの思想です。あるいは中世のように全ての領民は教会や国王領主の指導下にあり、これも労働力というコマとして取り扱うということです。共産党も教会も、人間はコマであって計測可能なパラメーターを持ったNPCのような存在で、レアカードやスーパーレアカードを集めれば勝てるというゲーム的発想のように思われます。

 共産党が発展したのは、資本主義がかなり行き詰っていて議論としては労働者が搾取されているという発想の時代でした。宗教が発展したときも荒廃した社会で人々が守られるものもなく搾取されている状況が続いていた時代だからということがあります。労働者も迷える子羊も守られる弱きもの、党員や信者というカードで考えられていたと思います。

 ところが共産社会も宗教社会も中世的な停滞はあったもののそれ以上の発展はしませんでした。発展はむしろ反共産社会、反宗教社会の側からのものでした。共産社会や宗教社会では党員や信者はいますが、発明をする正社員的な人はいませんし、またそういうことが許される雰囲気でもありません。資本主義と書かずに反共産主義と書いたのは、資本主義でも停滞した組織では発明が生まれなくなるからです。このブログでは、正社員とは発明をする可能性のあるもの、と定義します。また、発明とは特許的なものの他新しい方法論なども含みます。

 正社員が既得権益という考えであって、正社員が不要ということであれば会社は発明をどこでするのか。会社自身がしなくてはなりません。会社はどうやって発明をするのか。経営者自身が発明をするということもあるでしょう。では非正規雇用の人は発明するのでしょうか。果たして自分のものにならないとわかっていて発明をするのでしょうか。大学などであれば、発明は大学のものとなる場合もありますが、だれだれ先生が発明したということになりますし、学会や論文などで業績が認められます。しかし企業の場合は企業が発明したことになります。企業はレアカード社員を低コストで欲しがるようになります。あるいは金持ち企業はスーパーレアカード社員を買い占めます。

 そういう社会で発展ってできるのでしょうか?
 よくわからなくなってきたので、今日はここまでとしたいと思います。

2022年4月 8日 (金)

日本国憲法と国連憲章

日本国憲法と国連憲章は同じ時に作られた

 日本国憲法でよく議論に上るのは第9条の戦争否定と戦力不保持になります。一般的には戦争と軍隊の否定と見られています。

第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
第二項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 これは同時代に作られた国連憲章の不戦条約と同じものです。

第1条 締約国は、国際紛争解決のために戦争に訴えることを非難し、かつ、その相互の関係において国家政策の手段として戦争を放棄することを、その各々の人民の名において厳粛に宣言する。
第2条 締約国は、相互間に発生する紛争又は衝突の処理又は解決を、その性質または原因の如何を問わず、平和的手段以外で求めないことを約束する。

 これは非武装を目的とするものではなく、自衛権はもちろん認められています。それどころか国防軍程度の保有も認められています。時々自衛隊が憲法違反という人たちがいますが、国連憲章から見れば合法です。

自衛隊は合憲か違憲か

 それでも第2項で戦力を保持しないと書いてあるではないかと言う人がいます。そう読んでしまったらまずいだろうというのは置いておいて、これに対して何か答えなくてはいけません。そこで日米安全保障条約があるのです。
 2015年に自衛隊と日米安全保障条約とのことについて書いているので時間のある人は見てください。

★自衛隊や集団自衛権に反対する人は、何のために誰のために反対?
http://shirogitsune.cocolog-nifty.com/shirogitsune/2015/07/post-f7e8.html

 第2項について文句がある人がいるから懇切丁寧に日米安全保障条約でも書いてあるし、外務省の見解でもそうなっています。ただし外務省解説を見ればやはりちょっと限定的な感じですが。

 これも2015年に書いたのですが、人工妊娠中絶と刑法第212条の関係にも似ているなあと思って取り上げてみました。同じにするなという人たちもいると思いますが思考実験としては妥当だと思います。

★中絶と刑法第212条とかもややこしい
http://shirogitsune.cocolog-nifty.com/shirogitsune/2015/09/212-e4a4.html

 こういった法律の上書きというのはけっこうあるみたいです。実態へ近づける目的ですね。

日本国憲法と国連憲章は何を願っているのか

 同時期に生まれた日本国憲法と国連憲章ですが、19世紀までの軍事が国際紛争を解決するという牧歌的な考え方が第一次世界大戦でこれではまずいと国際連盟を作ったのですが、言い出しっぺのアメリカは参加しないわドイツは莫大な賠償金のせいで変な政権ができるわ日本は無邪気に脱退するわで、結局第二次世界大戦となるわけです。ものすごく端折りましたけど。

 戦後にこういうことが二度と起こらないようにと、宣戦布告したら戦争できますというのはなしにしようと、これが国権の発動たる戦争で、戦後はこれまで大きな問題のある戦争は起きませんでした。まあ細かいことを言えばいくらでもあるのですが、今は不問にしておきたいと思います。
 そして今回ロシアがウクライナに侵攻したのが、まさに国権の発動たる戦争になっています。ロシアと中国とあと少々は否定していますが世界のその他の国は明確にそう認識しています。国連憲章と日本国憲法の観点から見ればロシアはやってはいけない戦争をやってしまっているので、日本も世界の動きに並んでロシアへの制裁とウクライナへの援助をするのは問題ないとなります。ロシアの友達はいろいろ言うと思いますが、日本国憲法を見るなら否定しないとだめですね。

第二次世界大戦前後の米国側と東側の思い

 歴史に戻ると、第二次世界大戦で米国の希望としては、ユーラシアの西側はナチスドイツが蹂躙した地域は戦後解放されて自由諸国自由経済圏に、東側も日本の影響を排除してこれも自由諸国自由経済圏になっていくことが理想だったと思います。ソ連は協力してくれる範囲では仲間として扱っていたでしょう。ところが東欧はナチスから解放されたらソ連の影響下になって衛星国ばかりになってしまいました。西側と東側の国境がソ連ではなく東西ドイツ国境になっていたのです。オーストリアなどはソ連に出て行ってもらうために永世中立国という西ヨーロッパ諸国と軍事同盟が結べない窮屈な立場を押し付けられてしまいました。
 そう、永世中立国というのはソ連の準影響下でいなさいという楔なのです。日本で永世中立国を唱えている人がいますが、それはフレンドですね。

 そして東アジアは中国大陸が自由な中華民国になるかと思いきや、何故か中国共産党が勝ってしまって朝鮮半島の北部までソ連に取られてしまいました。加えて東南アジアのかなりの部分が共産勢力に食われてしまいました。アメリカが東アジアで得たのは朝鮮半島とベトナムの南部。アメリカは東部アジアから日本軍を排除するのには成功しましたが、日本の代わりに東アジアで頑張らなくてはならなくなりました。朝鮮戦争、ベトナム戦争で多数の戦死者を出すことになったのは皮肉としかいいようがありません。さらには裏庭ともいえるキューバに核ミサイルを配備されそうになり、あわや米ソ開戦という危機まで訪れました。踏んだり蹴ったりですね。

 ある時期までは東側諸国がイケイケで伸びていきました。しかしその後共産主義の欠点が露呈し、西側諸国が戦後に経済力を大きく伸ばすことで徐々に勢いが逆転していきました。そしてベルリンの壁、ソ連崩壊となり、また中国が経済開放政策に転換し、ようやくアメリカが思い描いた東欧と中国の開放がなって世界は平和となるかと思われました。
 ところがそうはうまくいきませんでした。中国は経済開放はやりましたが、民主化は全く進みませんでした。むしろ民主化と逆行していますし周辺諸国への圧力も大変なものです。ロシアも周辺諸国へ武力で圧力をかけたりしました。本当はこれも国連憲章には違反するのですが、ロシアも中国も常任理事国なのです。ちなみに国連憲章に書いてある常任理事国はソ連と中華民国なのでおかしいのですがね。

 この様に、戦後は共産国家の伸張、共産国家の衰退、共産国家の逆襲という順番で来ています。

 そして今回ロシアが元同じソ連の友邦ウクライナを侵略したことで、最後の幕が開いたという感じがします。国連決議ではロシアと中国が軌を一にしているので共産国家の最後の闘争といえるかもしれません。最後の覚悟を持っている両国ですから侮れません。

ソ連=ロシアは動く

 そして最近ロシアの議員が北海道はロシア領だという発言をしています。一議員の発言と考えてはダメでしょうね、ロシアですから。ただ、これはウクライナの次は日本だという脅しでしょうが、逆に日本としてはロシアは日本も狙っているという証拠として、もし世界がこれを認めれば、日本はロシアへの制裁とウクライナへの援助を一段階上げることができそうです。かなりアクロバティックな政治になりますが、ロシアへの受け身から攻めへと切り替えることができるということです。もちろん日本は軍事的オプションは限定されますが、非軍事であればかなりなことができると思います。
 現政権がそこまで考えられるかというと、その勢いは無理かな。

 ロシアが日本を暗に敵国認定してきた、ウクライナの時と同じことを考えていると考えてもいいでしょう。ロシアはウクライナを即時に占領できると考えていました。もしかしたら日本も北海道くらいなら即時に占領できると思っているかもしれません。しかし、ウクライナ戦争で見せたロシア軍のちぐはぐさ、極東方面にどれくらい戦力を派遣できるのかといったことを考えると、正気か?、と思わざるを得ません。
 しかし、今のプーチン政権だと血迷って開戦する可能性は零ではないかもしれません。

 長くなったので今日はここまでにしたいと思います。

2022年4月 7日 (木)

女性イラストへの批判に対する考察から

 メディアでも日常生活の中でも、よく発言する人あるいは言い過ぎとも思われる発言する人がいます。その中には何かと特定の分野での文化活動に割と否定的な人たちというのが存在します。例えば若い女性を描いたイラストが性的であって社会通念上よろしくないという主張をする人がいたりするわけです。言われたイラストレーターは作品を取り下げたりイベント自体が棄損されたり大変な影響があります。そういった事件のほとんどは実はそんなに問題視するほどのレベルのイラストではないのですが、文句があったということで事業体は対応せざるを得ないのです。また文句を言う人たちの主張の根拠にはポリティカルコレクトネスの考え方があるので、言っていることは過大かもしれませんが完全に間違っているとも言えないのが難しいところです。

 さて、文句を言う人の心の内はどうでしょうか。もちろん自分たちが正しいと思っていることを言っているのでその点では正直なのですが、それではなぜ正直になれるのか。自分たちが正義と思っていることを、合っているかもしれないし間違っているかもしれないが、とりあえず言ってみなければ伝わらないという米国的というか内部心理を外部投射して居場所を確保するという心理が働いているのかなと、そんな感じがします。自分たちが外部社会に居場所を確保しないと不安になるという状態です。こうした人は日本にも昔からいましたがあまり日本的とはとらえられていないですね。非日本的ともいえます。

 それでは日本的とはどういうことか。先ほどのとは異なり外部を内部心理世界に取り込むということになります。空気を読むとか世間体を気にするとかそんな感じですね。何かで自分の内部心理と外部社会が異なっているとき、合っているかもしれないし間違っているかもしれないが、外部に言うことは恥ずかしいことだという雰囲気があります。先ほどとは反対になりますね。

 こういった内部心理を外部社会に投射するのは、その人の人格の他に社会や組織の雰囲気があります。その反対の内部心理と外部社会がずれているときも言わないというのは、同じくその人の人格や社会、組織の雰囲気があると思います。その場合自分の中に不満を溜め込むことになりますが、そこは世間の方が忖度するというか気を利かせるというか外部が緩めてくれる仕組みがあります。もちろん完全に機能することはないですが、外に働きかけるというのが不道徳という社会でのバランサーといえます。

 どちらがいいんでしょうね。わいわいがやがや自論を主張して外部に戦場を構築する社会の方が明るくてよいのでしょうか。それとも、お互いが自重して雰囲気を汲み取って忖度して粛々と事が運ぶ詫び寂びのような社会がいいのか。

 よくわからなくなったので、本日はここまでにしたいと思います。

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