フェミニストとプーチン
フェミニストという女性が不利な立場にあったりすることを懸念して女性の権利を主張する活動家がいます。古今東西、女性だからということで発言が軽んじられたり教育が受けられなかったり就職就業で不利なことがあったりすることは良く見られたので、女性の立場をよくすることは是とすることであります。ところがフェミニストの中には女性の権利を叫びながら、その実自分の気に入らないことをフェミニストの名の下に論難している人のなんと多いことか。こうした斜め上のフェミニストに老若男女問わず迷惑をかけられているというのが実情です。
今、ロシアのプーチン大統領がウクライナ国内のロシア人が迫害されているという理由でウクライナに侵攻しました。これは交戦権の行使であって現在は国際的に認められていないものです。また以前はクリミアで国民投票を実施してロシアへの編入を希望する旨の結果を出したことがあります。迫害されている人を助けたり、住民が望む施政権の変更をすることは、もちろんあり得ることです。しかしそれを使用して自分の思う方向に持っていくというのは、人類のためになることでしょうか。
こうした特定フェミニストとプーチン大統領は、自分の脳内世界の実現のために、正義を実施しているようなものです。
こういう正義の使い方をしている人は結構いますよね。
困ったことだと思いながら、今日はここまでにしたいと思います。
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