医薬品市場
某社の市場予測レポートで、世界の医薬品市場で2026年に日本はドイツに抜かれて4位になるという。
世界の中の日本の割合は、昔は10%あったのが、2026年には5%を切ると予測されている。
薬剤アクセスが落ちるということは、新薬が日本に入ってこなくなるということ。
また薬剤価格の低下というのが世界の医薬品企業が日本に参入するのを妨害する要因になっている。
中央官庁が薬剤費抑制だけで旗振りをしている間に、医薬品企業が日本を避けるようになっている。
なんと日本の製薬企業でさえ日本での開発に及び腰になっている。
どうしたものか。
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コメント
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はっきり言えば、厚生労働省の失政でしょうね。この三十年あまり、医療行政は失敗ばかり。後期高齢者保健、介護保険、老健施設、そして薬剤審査。特にひどかったのが、小泉内閣時と民主党政権時でした。新たに施行した制度が、ことごとく現場から拒否される始末。
幾つかの医療機関の顧問をしていますが、合言葉は「厚生省の言うことは聞くな」です。これだけ失敗続きなのにマスコミは報じず、政治家は動かない。今、要注意なのは、マイナンバーカードと保険証の統合です。うかつに応じないほうが良いと思います。
投稿: ヌマンタ | 2022年6月30日 (木) 17時44分
ヌマンタさん、こんばんは。
”消えた年金”とか尼崎のUSB事件のだいぶ前に起きた「PMDAのUSB紛失事件」とか、厚生労働省がらみは大変です。
日本の役所にデータを扱う意味というものを理解している人が少ないのかもしれませんね。
ため息が出ます。
投稿: しろぎつね | 2022年6月30日 (木) 19時26分