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2022年8月25日 (木)

一つの不満

さくら
 銀河英雄伝説ってあるじゃない。
 原作は田中芳樹さん、既にアニメ化されているのに最近更にリメイク版が作られているという、今更言うまでもないとても人気の作品なの。漫画もさらに別の人がリメイクしているというからすごいわ。

しろぎつね
 タカラヅカもあったそうだな。

さくら
 そうなのよ。
 作品自体もとても面白くて、群像劇で登場人物それぞれにファンがいる、もうお化けコンテンツなの。
 アニメはたくさんの声優さんが参加していて、マニアの間では銀河声優伝説という異名まであるの。

しろぎつね
 私も原作を何回も読んだよ。

さくら
 面白いよね。
 でも、不満もないことはないのよ。

しろぎつね
 ほう。

さくら
 いわゆる正義の軍勢対悪の軍勢という図式でないことはそうなのよ。でも正義のグループと悪のグループ、有能と無能の対決にはなっているの。
 その中で、正義の陣営は劣勢でありながらとても有能で、強いと思われた敵陣営を倒していくのよ。ここが爽快と思われるところなの。
 でもまあこれ自体はいいの。引っかかるのが、正義の陣営の有能な人がかなりとがっているのよ。

しろぎつね
 主人公サイドがとがっているのは普通なんじゃないか?

さくら
 まあ、主人公とかそれ級の人なんだけど、不遇な扱いを受けているのは作品上しかたないとして、敵方に対して皮肉や侮蔑を投げかけすぎているのよ。物語としてはそこで一つの爽快感を作っているともいえるけど、その後に主人公やその近しい人に敵方が裏表なく攻撃を仕掛けてきて、主人公やその友人がひどい目に遭ったり死んだりするのよ。これも物語では敵方に復讐して仇を討ったという流れになるんだけど、どうにもね。

しろぎつね
 そこが気になると?

さくら
 わざわざ言わなくてもいいことを言って相手を無駄に怒らせたり、その動作のために敵方をとても無礼で人として許せない存在に作り上げたり、爽快感を与えるための前動作が気になるのよ。

しろぎつね
 まあ、物語にはそんなところもあるからな。

さくら
 そう、わかっているのよ。それがなかったら物語じゃないのよ。
 でも、今の小説やアニメの作品がいろいろご都合主義だとか言われているのを見ると、銀英伝でもそんな気配がないわけじゃないと言いたいところもあるのよ。特に田中芳樹さんの他の作品を見てみるとそれがわかると思うわ。

しろぎつね
 田中芳樹作品というか田中芳樹氏の考え方にモノ言いたい、というのはわかった。

さくら
 なんかね、登場人物がしんどいのよ。
 だから筆が進まなかったんじゃないかな。

しろぎつね
 それはどうだろう(笑)

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コメント

銀英伝のリニューアルは、どちらかといえば銀英伝を知らない若い世代への販促運動らしいですね。田中芳樹は歴史家として訓練がないまま歴史資料地獄にはまってしまい、却って作家としての才能を磨滅させた感があります。エンターテイメント系のSF、架空戦記に絞っていたら、読者から見放されることはなかったのではないかと思います。

ヌマンタさん、こんばんは。
田中芳樹さんは銀英伝で不動の名声を手に入れましたし、銀英伝やアルスラーン戦記の第一部は大河やサーガとしては大変な名作だと思います。
でも、出版社のすけべ心がちょっと無理させ過ぎたんですかね。明らかに遅筆になってしまいましたからね。

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