C症候群とは何か3
すおう
Cウィルスはウィルスなのよ。
あかね
は? どゆこと?
すおう
免疫系が強い社会、伝統や宗教、社会の連帯がある社会だと感染しにくいのよ。東側でもソ連崩壊後はCウィルスが激減したところもあるよね。
一方西側では社会の変化によって伝統や宗教などが弱まってCウィルスが拡大する傾向にあるのよ。
あかね
ソ連崩壊でCウィルスがなくなったんじゃないんだ。
すおう
うん、むしろ逆。反戦平和、女性問題、人種差別、環境問題、反核運動、反原発運動、地球温暖化。一見反対しにいものにCウィルスが感染して大変なことになっているの。
あかね
いいことだと思うけど問題なの?
すおう
いいことに見えるけど問題があるの。Cウィルスは自分が正義になると言ったよね。自分たちに反対する者は悪なのよ。こういった運動に反対する人はどう扱われている?
あかね
そうね、古い思想そのままの頭の固い愚者として嫌悪の対象になっているわね。
すおう
そう、運動は悪いものじゃないけどCウィルスに感染すると反対者を悪者として排除するいびつなものに変わってしまう。本来なら様々な意見を交わしてより良いものにしていくものなのに。
それがない。
あかね
そうね、活動している人と反対している人でなかなか歩み寄りがないわよね。
すおう
こうした対立は昔からあったし、似たような状況も発生してたの。でも全世界に流行したのはCウィルス以降なのよ。
それで最初の話に戻るけど。
あかね
Cウィルスはウィルスってこと?
すおう
そう。だから伝統とか宗教とか社会の連帯が強いところはなかなかウィルスが広がらない。弱くなるとCウィルスに感染するし、あるいは社会が弱体化するようにCウィルスが変異することもあるわ。
Cウィルスに罹らないようにするには基礎免疫力を上げることなのよね。
あかね
何か健康学の話になったわね。
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