ソビエト者
すおう
今日はソビエト者について話そうと思う。
あかね
ソビエト者? 共産党とは違うの?
すおう
共産党というと範囲が狭くなるし、共産党以外もたくさんいるから。マルクス者と言ってもいいけど微妙に違う気がするから、ソビエト者って言ってしまう。
あかね
なんか微妙。
すおう
ソビエト者の特徴は2つ。ソビエト優位の国ではソビエトに従わない者を消してきれいにする。ソビエト劣位の国では政権にありとあらゆる嫌がらせをして引きずり下ろそうとする。以上だ。
あかね
あ、お友達になれないタイプ・・・
すおう
マルクスは経済だからね。独占状態だとライバル企業は許さない。不採算部門は切る。挑戦者側だと自分より上の企業はどんな手段でも弱らせて叩く。法律や仁義は無視ね。
あかね
絶対嫌われるよ!
すおう
そういう行動原理だからね。国内だと共産党だけではなく野党や言論人にいるでしょ。政府にことごとく反対する人たち。あれは政府に反対することで自己満足と政府を落とすことで相対的に自分たちの地位をあげようとしているの。
あかね
国民のことを考えていないんだ。
すおう
政府がよくても間違っていても攻撃してるから、全く国民のためにはならないし、なんなら政府を支持する国民も攻撃するからね。
あかね
良い悪いで判断できないってことね。
すおう
座標軸が全く違うから。ソビエト者だから間違いとか合ってるとかわかりにくいのよ。それに間違っていると指摘すると怒るしね。
あかね
怒るんだ。
すおう
ソビエト者は謝ったら死ぬ病とかなのか知らないけど、自分が悪いとは言わないわ。
あかね
時々いるね、そういう人。
すおう
国外もそう。とにかく気に入らないのを叩く。自分が上なら偉そうに言うし、まだ相手が強そうなら弱点を攻めたり、言葉巧みに技術と資金を手に入れる。そして以下略。法律や仁義はないよね。
あかね
ソビエトの国の中だとどうなるの?
すおう
ソビエト者じゃない人は生きにくいかもね。ソビエト者に反抗したら命が大変。しかたなく従ったら心が大変。
あかね
なんでこんなの出たのかなあ。
すおう
そりゃマルクスがブラック企業や門閥貴族を倒そうと思ったからだよ。けど、ブラック企業や門閥貴族を倒したソビエト者は、新しいブラックになっちゃったと。
あかね
世の中ままならないものねえ・・・
« アリスとテレスのまぼろし工場 | トップページ | ジャニーズ問題とテレビ局 »
コメント