「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.22、Lv.23」(聴猫芝居)
2023年11月に第22巻、12月に最終巻の第23巻が発売になったライトノベル、ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?、終劇ですね。
第21巻のあと続報が無かったので、最後が見れないかと思っていました。
このライトノベル、本の名前が長いだけじゃなくて表紙の絵が特徴的で、レジに持っていくのに抵抗がある人も多かったのではないかと、いらない気を使ってしまいました。
イラストのHisasiさん、すごいです。
主人公ルシアンが、MMORPGのレジェンダリー・エイジを遊んでいて、好きになった女性キャラである猫姫に告白したところ、自分は中身男性だからと断られてしまします。
それでネトゲには女の子はいないと若いルシアンはある意味挫折します。
その後、プレイヤー同士のギルドであるアレイキャッツの仲間の一人である女性キャラのアコとひょんなことからゲーム内結婚をしますが、前のトラウマもあってルシアンは、アコの中身を男性だと確信していました。
ところが、ある日ギルドメンバーでオフラインで会うことになりました。
ルシアンは、メンバー全員が男だと思っていたのですが、なんとルシアン以外全員女の子、しかも同じ高校でした。
つまり、中身男の子だと思っていたアコが、実は美少女だったのです。
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?、いいえ女の子でした。
そんな感じで始まったこのシリーズ。
ネットゲームあるあると高校生活あるあるをつづりながら、いろいろなイベントをこなしていきます。
レジェンダリー・エイジとは言っていますが、実際はいろんなMMORPGのネタが溢れていて、知っている人ならにやりとする仕掛けが溢れていました。
そんなレジェンダリー・エイジが終わりを迎えます。
そんな中で繰り広げられる、今まで出会ったネットの友人たちとリアルの友人たちとの交流。
相変わらずドタバタな展開ですが、なかなか心憎い仕掛けがあって面白かったですね。
このネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?は、コミカライズやアニメ化もありました。
アニメでは、猫姫さん役の南條愛乃さんがED主題歌も歌っていましたね。
このシリーズも無事終わりました。
作者の聴猫芝居さんお疲れさまでした。
そしてありがとうございました。
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