NHKカルチャーラジオの4月からの歴史再発見は”カント哲学と現代 平和論が私たちに問うもの”ということでカントのお話なのですが、5/21日(火)の放送は
”第8回のテーマは「なぜカントは世界国家を支持しないのか?」カントは永遠平和につながるための国際関係のあり方について、世界国家よりも、国連のような諸国家の連合が望ましいと考えました。「世界国家は、実際には強大国による他国の支配でしかない」と考えるカント。その認識の妥当性を、現代の状況を交えながら、津田塾大学教授・萱野稔人さんが解説します。”
でした。
カントは平和な国際関係としては世界国家よりも国連のような形が良いと考えていたようで、地政学で言うとシーパワー的考えかな。
「世界国家は、実際には強大国による他国の支配でしかない」というのは、多極論者とかランドパワー信者にはどう聞こえるのでしょうかね。
コスモポリタンは世界国家が好きみたいですが、それぞれの国家が主権を放棄できるかと考えると、う~んといったところでしょうか。
ちなみに日本のコスモポリタンは日本に主権を放棄させたいみたいです。
特徴的ですよね。
コスモポリタンが支持する世界国家といえば、党やイデオロギーが支配する危うい社会が想起されて、なんとなく現在の世界をみるとそんな気がしないでしょうか。
放送でもありましたが、カントの見立てはその後の歴史を考えると当たっているように思われるのですよね。
日本のマスコミや政治家・運動家、知識人が世界国家を言ってきたときには「カントを知らないのか」と言い返してあげるのも一つの親切かもしれませんね。
カントを知らない人がいたら、まあ・・・
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