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2024年10月28日 (月)

衆議院選挙雑感

 10月27日に行われた衆議院選挙、与党の過半数割れという結果になりました。

自民 191 公明 24
立憲 148 維新 38 国民 28 れいわ 9 共産 8 社民 1 参政 3 保守 3 その他 12

 自公で過半数に届かず目標未達。
 立憲は議席数を増やすが連立でも過半数は困難。

 そんな中、国民が目標の21を大きく超えて公明を抜かし、野党第3党に躍り出ました。

 組み合わせごとの増減を見ると、

自公 281→215(-61)
立憲 98→148(+50)
維新・国民 51→66(+15)
共・れ 13→17(+4)

 自公215、立憲148、維新・国民66と、3すくみ以外の何物でもないですね。
 銀河英雄伝説の、帝国、同盟、フェザーンを彷彿とさせます。

 意外に共産とれいわの合計が伸びているんですよね。解せん。

 藤鹿さんという方のX(旧Twitter)の投稿で、比例の得票数合計の数字がありました。

自民 1991万→1458万(-533万)
立憲 1149万→1155万(+6万)
国民 259万→616万(+357万)
公明 711万→596万(-115万)
維新 805万→509万(-296万)
れいわ 211万→380万(+159万)
共産 416万→336万(-80万)
参政 187万
保守 114万
社民 101万→93万(-8万)

 国民が第3位で、ここでも公明党を抜きました。
 維新も抜いてしまいましたが、維新の減少がひどいですね。

自民党大敗、但し第一党は確保

 総裁選からのちぐはぐが露呈した感じ。
 石破組がやることなすこと自滅。
 石破氏は位打ちで、総理総裁を継続すればするほど傷が深くなるでしょう。
 しぶとく総理の椅子にしがみつくこともできるでしょうが、周囲から袋叩きに遭う可能性も。
 小泉氏は総裁選の不本意に加えて選対委員長としても失策。
 これも位打ちでかなりのダメージ。
 石破氏が続投するというかなり危険なルートを取るか、敗戦処理として加藤さんの名前が挙がっているのでそっちに行くルートか。
 どうなることやら。

公明党、自民に引きずられる

 支持者の高齢化が進んでいるのもありますが、今回は特に自民党の逆風を一緒に受けた感じ。
 代表が落選したり、議席数で国民に負けて第5党(21人以上の政党ではビリ)になったり、大変だ。

立憲、敵失で大勝

 自民が自滅して棚ぼたで議席数増。
 ただ、立憲中心で与党を組むには数が少ないし、与党になるには人材が足りない。
 そもそも国を治める政策を持っていない。

維新、調子が悪すぎる

 普通なら自民がダメな時の受け皿になりそうなのに、維新の調子が悪くて逆に議席数を減らしてしまう。
 何してんの。

国民、爆上げ

 7議席から法案提出可能な21議席を目標にして、結果28議席。
 しかも比例で候補者数が不足して、自民、公明、立憲に3議席渡してしまった後でこれ。
 人気が高すぎて比例間に合うかな、と思ったら候補者が足りなかった。
 もったいない。
 維新と共にフェザーンとして国民が良くなる法案を出してくれればと期待。

総評、どうしてくれんの、これ

 予想つきません。
 石破さんどうするのかなあ。
 加藤さんになっても少数与党は辛いよね。
 大連立は増税とか安全保障とか国民が迷惑する道にしかならないからやめて欲しい。
 米国の大統領選とか世界的な戦争とか問題山積な時に選挙して、しかも負けるなんて。
 政治のセンスがなさすぎにもほどがある。

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