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2017年6月25日 (日)

「ファイナルファンタジーXIV 君の傷とぼくらの絆 ~ON(THE NOVEL)LINE~」(藤原祐)

 光の戦士のラノベ作家が書いて、光の戦士のイラストレーターが描いて、光の戦士の声優が帯で宣伝するという、ある意味ガチなライトノベル小説。

 従姉妹からファイナルファンタジーXIV(FF14)を勧められた主人公の大学生。
 友達紹介キャンペーンの景品目当てだったと知り憤慨するも、ゲームの中で出会った人と仲良くなりMMORPGの楽しさを知ります。
 ボーミーツガール。
 そして物語は人の心を動かすものになります。

 光のお父さんが放映され、新しい紅蓮のリベレーターが発売になるこの時期。
 こういう物語で一服するのもいいかもしれません。
 あとがきのマイディーさんへの想いの下りは、何度も頷くものであります。
 ラノベっていいものですね。

2017年6月24日 (土)

「天冥の標 IX ヒトであるヒトとないヒトと PART2」(小川一水)

 第9巻のPART2です。
 カドムたちはセレスの探検を通じて、今の世界の状況を把握します。
 セレスの人々と咀嚼者あるいは救世群との戦いは一進一退。
 そのセレスはカルミアン母星に向けて近づいていて、太陽系艦隊もセレスを追いかけ続けています。
 セレスにいるカルミアンは母星から拒絶されています。
 そして、宇宙の敵ともいうべきミスチフは姿を隠したままです。

 カドム、イサリ、アクリラの活躍でやっとセレスと救世群の争いも止まります。
 太陽系艦隊も加えて人類側の意思疎通はなんとかなりましたが、まだ外と内に得体の知れない敵が残っています。
 最後の第10巻、何冊組になるかわかりませんが皆の運命はどうなるのでしょうか。

 この小説、7年以上続いているのですが色褪せてないですね。

2017年6月13日 (火)

「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.14」(聴猫芝居)

 ネトゲの嫁も14巻目。
 なんとルシアンの母親登場。
 そしてアコをおうちに連れてきなさいとのコメント。
 どうするルシアン&アコ。
 そしてこの残念属性の女性陣に翻弄されるのはラノベの主人公の務めだよね。

 しかし、リア充設定の人からリア充爆発しろと言われる設定も珍しいよね。

 アコのお父さんよりルシアンのお父さんの方がかわいそうと思ったのは私だけではないはず。

2017年5月 7日 (日)

「ギリシャ人の物語 II 民主政の成熟と崩壊」(塩野七生)

 塩野七生の古代ギリシャ第2弾。
 ペリクレス時代からアルキビアデス暗殺まで。
 年代としては紀元前461年から紀元前404年まで。

 この時代、ギリシャはペロポネソス半島を中心としたペロポネソス同盟とエーゲ海に広がるデロス同盟という2つの同盟に大きく分かれていました。ペロポネスス同盟の盟主はスパルタ、デロス同盟の盟主はアテネ。ギリシャの陸と海の両雄です。

 アテネのペリクレス、スパルタのアルキダモス、ペルシャのクセルクセス、この3人が生きていた時代は、ペロポネソス戦役前半をはじめ様々な衝突があったもののギリシャ世界全体を揺るがせるものではありませんでした。
 ところがこの3人が死去してからはアテネがいわゆる衆愚政に移行し、ギリシャ世界のバランスが変わってしまいます。ソクラテスを敬愛していたアルキビアデスも、アテネ市民が「愛した、憎んだ、それでも求めた」という姿でしたが、最後は暗殺されます。
 既にアテネを支える人材は枯渇し、シチリア遠征は失敗、そしてアイゴスポタモイの海戦の敗戦でアテネはスパルタの属国となり、海外領土からの引揚げ、軍事解体とまるで大日本帝国の最後を見るかのような状況になります。

 ペルシア戦役から75年でアテネは繁栄し没落します。
 明治維新から世界大戦敗戦まで78年、似ていなくもない。

 なお、コリントとテーベはアテネを更地にして全員殺すか奴隷にしろと主張してましたが、それはスパルタが止めました。スパルタの漢気のおかげで今もパルテノン神殿があるということのようです。

 そしてペリクレスの家によく通っていて、そのためアルキビアデスが敬愛することになるソクラテス。彼はペリクレス以後衆愚となっていくアテネ、そして弟子ともいえるアルキビアデスが死んでからは盟主としての地位も失っていくアテネを、どんな思いで見ていたのでしょうか。
 ご存知のようにソクラテスは最後までアテネを捨てませんでしたが、それはアテネに対する愛とともに、アテネに対する絶望だったのかもしれません。文章にすると陳腐になってしまいますが、意地だったのだろうと思われるのです。

 次はあのマケドニア王アレクサンドロスが登場するのでしょうか、楽しみです。

2017年4月 9日 (日)

「ゼロから始める魔法の書IX -ゼロの傭兵<上>-」(虎走かける)

 獣堕ちである傭兵と絶世の美女である魔女ゼロとの世界を巡る冒険の第9巻。
 題名はゼロの傭兵。
 ゼロと傭兵は苦難の旅程の末教会騎士団とともに北のノックス大聖堂に到着します。
 そして明らかになる教会と魔女の歴史。
 既にゼロの師匠により世界の半分は滅び、魔女や獣堕ちは人々の敵となっています。
 この世界でゼロと傭兵と、彼らの友の想いが物語を進めていきます。
 登場人物同士の会話が、軽いものも重いものも印象的です。
 終盤はいよいよ物語のラストに向かう感じでしょうか。
 いろいろ衝撃的な展開ですが。

 あとがきで作者が別の表現で述べていますが、こういうのって登場人物だけでなく世界が勝手に動くのでしょうね。

 4月10日からゼロから始める魔法の書のアニメが始まります。
 http://zeronosyo.com/

 ラジオも始まりました。
 http://www.onsen.ag/program/zeronosyo/

 早く10巻が読みたいのですが。

2017年3月19日 (日)

「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」(マイディー)

 ファイナルファンタジーXIV(FF14)はスクエア・エニックスが運営するMMORPG。
 多数のプレイヤーが参加するこのゲームでは、有志がネットを使ってゲームの楽しさを綴っています。
 その中の一つ、マイディーさんが書いている「一撃確殺SS日記」(http://sumimarudan.blog7.fc2.com/)は人気のあるブログの一つです。

 ある日、マイディーさんのお父さんがPS4を入手したことから、マイディーさんはある一つの計画を立てることになります。
 「光のお父さん計画」
 お父さんにF14をプレイしてもらい、自分が内緒でお父さんのフレンドになり、難敵を倒したことろで息子であることを明かす。

 マイディーさんのFC:じょびネッツアの仲間とともに進める光のお父さん計画は、当時ものすごく話題になっていました。
 その顛末については、ブログでもありますが本書を読むとまた違った味わいがあります。
 本体価格1800円とちょっとした値段ですが、文書も絵も綺麗なのでそれだけの価値はあるかなと思います。

 そんな光のお父さんですが、4月からドラマ化されます。
◆MBS/TBSドラマイズム「光のお父さん」公式ウェブサイト(http://hikarinootosan.jp/

 このドラマのゲームパート(エオルゼアパート)でマイディー役となる南條さんのラジオ「南條愛乃・エオルゼアより愛をこめて」でも「光のお父さん」の宣伝がされています。
 3月17日配信分ではマイディーさんと南條さんのダブルサイン本について触れられていましたね。

 ブログ版でも本書でも楽しい光のお父さん。
 テレビ放送の方も楽しみですね。

2017年3月12日 (日)

「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインVI ―ワン・サマー・デイ―」(時雨沢恵一)

 ソードアート・オンラインのスピンオフ小説第6弾。
 今回はスクワッド・ジャムではなく、歴代大会の上位入賞チームのみが参加できるゲームのテストプレイのお話。
 レン、フカ次郎、ピトフーイ、エムのLPFM、ボスたちのSHINCなど歴戦の強者たちが集います。
 最新AIの敵NPCが守る拠点を攻略する、というものです。
 もちろん各チーム同士で戦いあうことも可能。

 各チームがそれぞれ先陣を争って突っ込みますが、このNPCなんだか強いですよ。
 これまでやられ役に見えたチームが意外な強みを見せたりします。
 あのピトフーイが他の人を褒めるところがみられるとは。

 そしてこのゲーム、例の小説家が絡んでいますが今度は何をする気でしょうかね。

 あと黒星紅白さんのイラストのフカ次郎(リアル)がかわいかったですね。
 あ、SHINCの面々もですが。

2017年2月26日 (日)

「人口の世界史」(マッシモ・リヴィ-バッチ)

 人口学と歴史人口学のマッシモ・リヴィ-バッチ教授が記した文字通り人口の世界史。
 世界史の流れを人口学の立場から切り込みます。
 著者はイタリア人ということもあり、ヨーロッパから新大陸への人口移動などの影響についてのまとめが詳しいです。
 世界史の本としては訳者あとがきでも触れられているジャレド・ダイアモンド氏の著書などがありますが、リヴィ-バッチ教授が著した本書はもっと歴史人口学的な立場で書かれているので、どこまでわかっていてどこからが解明されるべきことかが整理されています。
 こっちの方が派手さはないけど堅実で教科書的ですね。
 人口の過去、現在、未来についてまとめられていますが専門書なのでとにかく読むのが骨でした。

2017年2月25日 (土)

「銀河連合日本IV」(松本保羽※)

 今回は日本とティエルクマスカ銀河星間共和連合が正式に国交を樹立するするところと温泉旅行がメインです(マテ)。
 信任状捧呈式とか秘密部隊とか派手な動きはありますが、ここでニーラ副局長(地球年齢換算だと女子高校生に相当)が登場します。
 いわゆる天才少女科学者なのですが、この子がこれから重要人物になってきます。
 ある意味この物語のもう一つのアイコンですね。
 ドジっ子ですが…

 この小説はSFものファンタジーものでもありますが、基本は架空戦記です。
 ゲートと同じで、いろいろ目くじらててる人も出てくるとは思いますが気にしない。
 細かいことはいいんだよ!

 マサトとフェルが巡る旅を温かい目で見守っていきましょうか。

※「松」は木へんに船のつくり

2017年2月19日 (日)

「科学嫌いが日本を滅ぼす 『ネイチャー』『サイエンス』に何を学ぶか」(竹内薫)

 サイエンス作家の竹内薫さんが日本の科学の復権を願って付けたこの題名。
 とにかく日本の科学の地位はあまりにも低く、科学への風当たりはあまりにも強いのが現状です。
 このままでは日本で科学を目指そうという人がどんどん減ってしまい、やがては日本が世界から遅れてしまうのではないかという危機感が伝わってきます。
 一方、日本とは異なり米国や英国など海外では科学の地位は日本ほど低くはなく、むしろ高いのです。
 その科学の地位を担うものとして米国ではサイエンスが、英国ではネイチャーがそれぞれ世界を代表する科学雑誌として存在しています。
 第I部ではネイチャーやサイエンスが現在のようになった歴史について、第II部では科学の暗部について、第III部では日本の科学について述べられています。
 特に日本について、第8章のはやぶさと第11章の原発事故のところでは日本の科学があまりにも世論と、より強くはマスメディアに影響される現状への疑問が呈されています。
 面白いのは第9章の英語の問題で、英語を母語としない人は英語に関して表現がどうしても拙くなる点が指摘されています。
 日本語を母語とする人は日本語で思考するのが当然パフォーマンスが良いので、日本の英文科学雑誌が今以上に普及したらよいのにとのこと。
 あと日本人社長が英語でしゃべるとひどく拙く聞こえるケースがあるので、それくらいだったら一流の通訳を使って発信した方がかっこいいのに、というくだりには大いに頷くところです。

 本当に日本での科学の地位はもう少し、いやだいぶ上げないといけませんね。

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